2026年9月2日
三条木屋町にあるホテル様より、鴨川納涼床を新たに設置したいとのご依頼をいただきました。
以前、となり工務店が施工した床制作の実績をホームページでご覧いただき、「このような工事もお願いできるのでは」とお問い合わせくださったことがきっかけです。
納涼床は一般的な屋外デッキとは異なり、河川上に設置するため、事前の申請や設置時期なども含めて計画する必要があります。
今回は新規設置ということもあり、土台から整えていく工事となりました。

今回の現場では、これまで納涼床を設置していなかった場所に、新たに床を設ける計画でした。
そのため、床板を取り付けるだけではなく、床を支えるための土台そのものを新設する必要があります。
また、鴨川は時期によって水位が変わるため、水が少なくなる時期を見ながら河川側の作業を進める必要があります。
納涼床の申請にも時間がかかるため、工事の開始時期から逆算して準備を進めました。

河川に関わる工事となるため、通常の店舗改修のように「材料が揃ったから工事を始める」というわけにはいきません。
申請に必要な期間も考慮しながら、実際の施工時期を決めていきました。
まずは床を支える土台については、下流側の水がない期間を利用して新たに9個設置していきます。
土台の設置に続き、2月から基礎工事に取り掛かりました。

基礎工事が終わりましたら、実際に加工して川床を組み立てていきます。
川床の設置は、まさに一発勝負の側面が非常に強く、やり直しのきかない伝統の職人技です。

組み直す時間などなく、最初の強度計算がすべてです。
組み立てる際はやはり緊張が走ります。

無事、三条木屋町のホテル様における鴨川納涼床の新規設置に向けた土台・基礎工事が完工しました。
今回は、納涼床そのものを新しくつくるだけでなく、今後のシーズンごとの設置・撤去まで見据えて施工計画を組みました。
納涼床はシーズンが終われば一度撤去するため、撤去後も翌年に再び組み立てやすい状態にしておくことが重要です。
この度は、ホームページの施工実績をきっかけに「となり工務店」へご依頼いただき、誠にありがとうございます。
鴨川納涼床の工事では、建物側の施工だけを考えていては進められない部分があります。特に河川側の作業は、水の状況や施工できる時期を見極めながら進める必要があるため、通常の建築工事とは違った段取りが求められます。
また、納涼床はシーズンが終われば撤去するものだからこそ、「今年設置できれば終わり」ではなく、翌年以降も組み立てやすいことまで考えて土台をつくることが大切です。
今回の工事では、その先の運用まで考えて基礎を整えました。京都ならではの特殊な工事に携わる機会をいただき、私たちにとっても印象に残る現場となりました。
| 現場住所 | |
|---|---|
| 施工内容 | |
| 施工箇所詳細 | |
| 施工期間 | |
| 使用した材料について | |
| 工事金額 |
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